2020年03月13日
2020 年 第 10 週 (3 月 2 日 ~ 3 月 8 日)
■定点把握感染症の発生状況
患者報告医療機関数:インフルエンザ定点 84、小児科定点 54、眼科定点 12、STD 定点 17、基幹定点 5
○インフルエンザは、県全体で 379 名(定点あたり 6.54 → 4.51人)の報告があり、前週から減少しました。
○感染性胃腸炎は、県全体で 213 名(定点あたり 4.89 → 3.94人)の報告があり、前週から減少しました。
■岡山県は 『インフルエンザ注意報』発令中です
岡山県の流行状況
○インフルエンザは、県全体で 379名(定点あたり 4.51人)の報告がありました(84 定点医療機関報告)。
○インフルエンザによるとみられる学校等の臨時休業が 4 施設でありました。
○インフルエンザによる入院患者 1名の報告がありました。
インフルエンザは、県全体で 379名(定点あたり 6.54 → 4.51人)の報告があり、前週から減少しました。
岡山県は、『インフルエンザ注意報』を発令し、広く注意を呼びかけています。
地域別では、岡山市(8.45人)、真庭地域(4.67人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
流行のピークは過ぎ、患者数は減少してきていますが、引き続き感染予防に努めましょう。
■岡山県は『食中毒(ノロウイルス)注意報』発令中です。
岡山県の流行状況
○感染性胃腸炎は、県全体で 213名(定点あたり 3.94人)の報告がありました(54 定点医療機関報告)。
感染性胃腸炎は、県全体で 213名(定点あたり 4.89 → 3.94人)の報告があり、前週から減少しました。
例年 3~5 月には、2 歳以下を中心に、0~6 歳ころの乳幼児の間でロタウイルスによる胃腸炎が増加するとされています。
主な症状はおう吐と下痢で、ノロウイルスによる胃腸炎に比べ重症度が高いとされています。
おう吐や下痢により脱水症状を起こすこともありますので、体調の変化に注意し、早めに医療機関を受診してください。
地域別では、岡山市(5.43人)、備前地域(4.10人)、倉敷市および真庭地域(各 4.00人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
第10週年齢別割合では、3-5歳 30.0%、0-2歳 24.4%、6-9歳 20.2%の順で高くなっています(小児科定点(54 定点医療機関)からの報告による)。
【岡山県感染症情報センターより参照】
(2020年3月13日更新)