2020年02月14日

2020 年 第 6 週 (2 月 3 日 ~ 2 月 9 日)

■岡山県は 『インフルエンザ注意報』 発令中です。
岡山県の流行状況
○インフルエンザは、県全体で 942 名(定点あたり 11.21 人)の報告がありました(84 定点医療機関報告)。
○インフルエンザによるとみられる学校等の臨時休業が 46 施設でありました。
○インフルエンザによる入院患者 5 名の報告がありました。

■定点把握感染症の発生状況
患者報告医療機関数:インフルエンザ定点 84、小児科定点 54、眼科定点 12、STD 定点 17、基幹定点 5
○インフルエンザは、県全体で 942 名(定点あたり 16.86 → 11.21 人)の報告があり、前週から減少しました。
○感染性胃腸炎は、県全体で 355 名(定点あたり 8.22 → 6.57 人)の報告があり、前週から減少しました。

■岡山県は 『インフルエンザ注意報』 発令中です。
岡山県の流行状況
○インフルエンザは、県全体で1,902名(定点あたり22.64人)の報告がありました(84定点医療機関報告) 。
○インフルエンザによるとみられる学校等の臨時休業が110施設でありました。
○インフルエンザによる入院患者15名の報告がありました。

インフルエンザは、県全体で 942 名(定点あたり 16.86 → 11.21 人)の報告があり、前週から減少しました。
岡山県は、『インフルエンザ注意報』を発令し、広く注意を呼びかけています。
地域別では、倉敷市(17.50人)、備北地域(15.50 人)、真庭地域(11.33 人)の順で定点あたり報告数が多くなっており、倉敷市および真庭地域で発生レベル 3 が、岡山市、備前地域および備北地域で発生レベル 2 が継続しています。
すべての地域で報告数の減少が見られましたが、県内全域での流行は継続しています。引き続き県内の発生状況に注意するとともに、体調管理にも留意し、感染予防に努めましょう。

■岡山県は『食中毒(ノロウイルス)注意報』発令中です。
岡山県の流行状況
○感染性胃腸炎は、県全体で 355 名(定点あたり 6.57 人)の報告がありました(54 定点医療機関報告)。

感染性胃腸炎は、県全体で 355 名(定点あたり 8.22 → 6.57 人)の報告があり、前週から減少しました。
冬の感染性胃腸炎の原因は、ノロウイルスなどのウイルスによるものが多いと言われています。
手洗いの徹底や、下痢便・おう吐物の適切な処理など、感染予防と拡大防止に努めてください。
特に乳幼児や高齢者は、おう吐や下痢による脱水症状を起こすこともありますので、体調の変化に注意し、早めに医療機関を受診しましょう。

地域別では、岡山市(11.43 人)、備北地域(7.25 人)、真庭地域(7.00 人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
第 6 週年齢別割合では、0-2 歳 31.8%、3-5 歳 23.7%、6-9 歳16.3%の順で高くなっています(小児科定点(54 定点医療機関)からの報告による)。

【岡山県感染症情報センターより参照】
(2020年2月14日更新)