お母さんの体の変化…
妊娠8か月頃 動悸、息切れ、胃もたれなどを感じやすい。
妊娠9か月頃 心臓や胃が圧迫され、一度に沢山の量を食べられなくなる。動悸や息切れが激しくなる。下腹やももの付け根に鈍重感がでる。シミ、そばかすが増える事も。
妊娠10か月 子宮の位置が下がり、お腹が前に突き出してくる。胃の圧迫感がなくなり、食欲が出る。頻尿になる。
妊婦健診の回数…
7~9か月まで2週間に1回
10か月以降からは1週間に1回
しておきたい事…
いつでも入院できる様に必要な物をバッグに入れておく。赤ちゃんを迎える部屋の準備を始めましょう。働いている人は、34週から産前休暇に入ります。
生活上の注意点…
食事 鉄分、カルシウムを摂りましょう。食事量を増やします。主食(ごはん小盛1杯又は食パン1枚等)タンパク質(納豆1パック分又は目玉焼き1個分等)牛乳・乳製品(牛乳コップ半分又はチーズ1個等)野菜・キノコ・芋・海藻類(青菜お浸し又はひじきの煮物等一皿)果物(みかん1個又はりんご中半個)
姿勢・動作 お腹がせり出し、姿勢が悪くなりがちで腰痛の原因にもなります。意識的に姿勢を正しましょう。
足元が見えづらくなるので、段差のある場所を歩くときは、ゆっくりと足元を確認しましょう。
乳房のお手入れ 入浴後に乳首にオイルやクリーム等を塗り、軽くマッサージします。お腹が張るときや、切迫流早産の危険がある時は中止します。
赤ちゃんとのかかわり…
話しかけをしましょう。赤ちゃんがお腹を蹴ってきたら、蹴られた所を優しくたたくコミュニケーションを。
お子さんの体の変化…
8か月頃 皮下脂肪が増え始め、おなかでの位置が定まって来る。
9か月頃 からだが丸みを帯びてきて、各臓器の機能がほぼ成熟に近づく。
10か月頃 皮下脂肪が完全について、胎外生活の準備が完了する。