2020年03月02日

2020 年 第 8 週 (2 月 17 日 ~ 2 月 23 日)


■定点把握感染症の発生状況
患者報告医療機関数:インフルエンザ定点84、小児科定点54、眼科定点12、STD定点17、基幹定点5
○インフルエンザは、県全体で577名(定点あたり 8.27 → 6.87人)の報告があり、前週から減少しました。
○感染性胃腸炎は、県全体で294名(定点あたり 6.24 → 5.44人)の報告があり、前週から減少しました。

■岡山県は 『インフルエンザ注意報』発令中です
岡山県の流行状況
○インフルエンザは、県全体で577名(定点あたり6.87人)の報告がありました(84定点医療機関報告)。
○インフルエンザによるとみられる学校等の臨時休業が35施設でありました。
○インフルエンザによる入院患者2名の報告がありました。

インフルエンザは、県全体で577名(定点あたり8.27 → 6.87人)の報告があり、前週から減少しました。
岡山県は、 『インフルエンザ注意報』を発令し、広く注意を呼びかけています。
地域別では、岡山市(10.45人)、 倉敷市(10.00人) 、美作地域(5.50人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
流行のピークは過ぎ、 患者数は減少してきていますが、引き続き感染予防に努めましょう。

■岡山県は『食中毒(ノロウイルス)注意報』発令中です。
岡山県の流行状況
○感染性胃腸炎は、県全体で294名(定点あたり5.44人)の報告がありました(54定点医療機関報告)。

感染性胃腸炎は、県全体で294名(定点あたり6.24 → 5.44人)の報告があり、前週から減少しました。
冬の感染性胃腸炎の原因は、ノロウイルスなどのウイルスによるものが多いと言われています。
手洗いの徹底や、 下痢便・おう吐物の適切な処理など、感染予防と拡大防止に努めてください。
特に乳幼児や高齢者は、おう吐や 下痢による脱水症状を起こすこともありますので、体調の変化に注意し、早めに医療機関を受診しましょう。

地域別では、岡山市(7.93人)、備北地域(5.75人)、備前地 域(5.70人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
第8週年齢別割合では、0-2歳 29.6%、6-9歳 25.2%、3-5歳 20.1%の順で高くなっています(小児科定点(54定点医療機関) からの報告による)。


【岡山県感染症情報センターより参照】
(2020年2月28日更新)