2021 年 第16週 (4月19日~4月25日)

今週の注目感染症
☆新型コロナウイルス感染症
 ●新型コロナウイルス感染症とは
新型コロナウイルス感染症は、現在世界中で感染が拡大している呼吸器症状などを呈する感染症です。
日本では、2020 年 1 月 15 日に 1 例目の感染者が確認されました。
感染経路は、飛沫感染が主体と考えられますが、換気の悪い環境であれば、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させると考えら
れています(WHO は、5 分間の会話で 1 回の咳と同程度の飛沫(約 3,000 個)が飛ぶと報告)。
現在、ワクチンが開発され、予防接種が進められています。
(新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報提供(岡山県))

 ●症状
1~14 日(通常 5 日程度)の潜伏期間の後に、主に発熱、咳、倦怠感等の風邪のような症状が出現しますが、下痢、嗅覚・味覚障害などを呈する場合もあります。
初期症状に続き、肺炎症状の増悪を示す場合があります。
特に高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、肥満など)のある方がり患すると、重症化する割合が高い傾向にあるとされており、注意が必要です。
他方、感染しても息苦しさなどを認めない比較的軽症の例や無症状の方も多くみられます。

 ●発生状況
・全国
2021 年 4 月 29 日 0 時現在までで、国内感染者は累計で 580,988 名、国内死亡者は 10,107 名、退院または療養解除となった者は 515,560 名となっています(厚生労働省ホームページより)。
3 月中旬以降、新規感染者数の増加が継続しています。
これに伴い、重症者数も急速に増加し、死亡者数も増加に転じています。
変異株は、大阪府・京都府・兵庫県で 8 割程度の高い水準が継続しており、流行の主流が変異株に置き換わったと推定されます。
また、東京都は 4 割程度、愛知県は 6 割程度などとなっており、今後全国的に置き換わっていくことが予想されます。
各世代で感染者が増加していますが、特に 20-30 代を中心として増加が継続しています。
既に関西圏では医療提供体制が非常に厳しい状況にあります。
3 密を避けるなど、感染予防の取組みを続ける必要があります。
(参考:都道府県別の変異株(ゲノム解析等)確認数について(厚生労働省ホームページ) )

・岡山県(最新情報)
2021 年 4 月 29 日現在までで、岡山県の感染者は累計で 3,872 名(男性 1,899 名、女性 1,712 名、性別非公表 261 名)、死亡者は 40 名となっています。
接待を伴う飲食店、事業所、高齢者福祉・入所施設、医療機関などでクラスターが発生しています。
岡山県の状況、感染予防の方法などの詳細は、新型コロナウイルス感染症について(新型コロナウイルス感染症について(岡山県健康推進課ホームページ))をご覧ください。

【岡山県感染症情報センターより参照】
(2021年4月30日更新)