子どもさんの体の変化…
体重は出生時に比べると約3倍になる頃です。身長も1.5倍に成長しています。

子どもさんの発達の様子…
ひとりで立つことができる子も出てきます。ひとり歩きは、気質や運動能力などの要因が関係しており、個人差が大きいものです。ひとり歩きが始まったら、転んでの頭部のけがに注意しましょう。机などの端にコーナークッションをつけておきましょう。言葉「ママ、ワンワン」等が出て来始める時期でもあります。しっかり聞いてあげ、「~なんだね」と、やりとりをする力をつけましょう。発達にご心配があれば、子育て支援課までご相談ください。
子どもさんに起こる事故の内容も変わってきます。歩き始めると、思わぬ所まで歩いていることがあります。家電製品(炊飯器、ポット、アイロン)などは安全な場所に移動させましょう。危険のあるものは、子どもの手の届かないところに移動させましょう。ベランダや窓から転落もあります。踏み台になる物を置かない、窓に鍵をかけるようにしましょう。

おすすめの遊び…
ボール遊びでボールの転がし合いは、やりとりの楽しみを覚えるのに良い遊びです。シャボン玉を吹いてあげ、追いかけたり目で注視することも、発達を促すよい遊びです。公園のお砂場で遊んだり、水遊びもいろいろな楽しみ方があります。粘土あそびやお絵かきも手先の力がつくこの時期から楽しめます。

離乳食の進め方…
自分で食べたがる時期になります。自分で持てる物を準備し、前歯でかみ切る練習をしましょう。遊び食べが出てくる時期でもあります。食事に集中できないようなら、一旦食事を下げます。日中はしっかり体を動かして、空腹で食事が出来るようにしましょう。1歳を過ぎると、食事を中心に栄養をとる様になります。母乳の卒業に向けて、徐々に母乳の回数を減らしていきましょう。日中は食事や飲み物でしのぎ、しっかりお外遊びをして動いてみましょう。食後は、お子さんには月齢に合った歯ブラシを持たせて、仕上げ磨きはお膝に寝かせてしましょう。

予防接種・健診…
Hibの追加は、初回終了後7~13か月の間で、小児用肺炎球菌は生後1歳以降の追加、麻しん風しん・水痘の予防接種は生後12か月から接種可能です。